「雪乃。これは、一体どう言う事!?
何で夏樹君が!?」
「…雪乃ちゃんって弟が居たんだね!?」
輝君も驚いていた。
「…うん。あのねぇ、夏樹に頼んだんだ…」
「…姉貴に頼まれたんです。似た感じだからって…」
申し訳なさそうに言う夏樹。
えぇっ!?
確かに言われてみたら雰囲気がよく似ているかも
「まぁ確かに…似てるけど…」
「しかし、それなら何で
最初に誤魔化せるって言わなかったんだ?」
そう尋ねる悠斗。
悠斗……
「そんな言い方しなくても……」
確かに気にはなるけど
言い方が悪いわよ!?
「…ごめんなさい…途中で弟を思い出したんだけど
言え無かったの…」
泣きながら言う雪乃。