「ありがと~う。嬉しい」と喜んでいたら
報道陣の1人が雪乃達に気づいた。

「あっあの男の子は、写真の子じゃないのか!?」

「え!?あれか!?」
ざわざわと騒ぎ出した。

ヤバい!?

「とにかく、逃げるぞ!!」
悠斗が言うがすでに囲まれていた。

『あなたが週刊誌の写真の方で間違いありませんか?』

『雪乃ちゃんと同棲をしてるって本当ですか?』

『いつ頃から付き合ってるんですか!?』
次から次へと質問をしてくる。

どうしょ~う!?

絶体絶命で困っていたら
「…姉貴!?」
そう言ってくる声が聞こえてきた。

えっ!?姉貴?

振り向いてみると1人の男の子が立っていた。
あれは!?