「多分…家までつけられたかもな。
仕事行くのも大変になるぞ?」

「え~それ困る~!!
明日も早くから仕事があるのに~」
悠斗の言葉に困ってしまう雪乃。

「何とかならない?
このままじゃあ雪乃が…可哀想だよ」 
私が言うと

「えっ?俺は…?」

「もちろん、輝君も
取りあえず、どうやってココから抜け出すかを考えようよ!」

「でも、どうやってやるの~?」

「う~ん」
皆で考えてると

「あっ!!
だったら、こう言うのは…どう?」
私は、コソコソとアイデアを話す。

「そんなんで、本当に上手くいくのかよ!?」
心配にそう言う悠斗。

「分かんないけど…この際やってみるしかないじゃん!」

「また、勝手なことを……」
呆れたように溜め息を吐かれてしまう。