………!?!?!?!?


その瞬間、心臓が止まるかとおもった。

いや、止まってもおかしくはないなこの状況は。


向こうも目をマンマルにさせて動けなくなっている。


え、なんで?こいつが?ここに?

冷静に考えれば分からなくもないことをぐるぐる考える。

あの時とは少し印象が違うけど多分…いや、絶対……そうだよな。

頭が今の状況に全くついていかない。


すると私の右にいた葵斗が信じられないことを言った。


「ごめんな、あいつオレの弟の翔流。
そーいえば綾菜と同い年だな」

その瞬間、目の前が真っ暗になった。