1時間半ほどたったころ、
「あや、起きて。着いたよ〜
あ〜や〜!!」

目を開けると葵斗のどアップ。

「わ!あ、あぁもう着いたの?早いね」

葵斗はしてやったり…の顔。

ん?あれ?なんかここ見たこと気がするな…

葵斗はクスクスと笑っている。

気のせいか!

「よし、じゃあ行くか!」

「うん!」

あたしたちは元気よく車を降りて荷物を出し始めた。

これからあんなことが起こるなんて…ねぇ?だれが思うのよ…