「俺さ、頑張るから。」


え?


その表情は凛々しくて
真っ直ぐ前を向いていた。



「頑張るから、応援に来てくれよ。」

「もちろん。楽しみにしてる。」



頭をくしゃくしゃにする、ゆー。
髪が乱れる。



プルル〜プルル〜


電話だ。