「着いたー!!!

お兄ちゃん、瞬にぃ前座ろ!!」


走って前に座った。



「テンションたけーな。
優子ってほんとに野球好きだよな。」

「俺の自慢の妹。
無自覚のアホ。守ってやらな行けねーな。」


二人が会話しているのなんて
聞こえてない。