『お兄ちゃん返して!!

ごめんね!』


「大丈夫。
絶対に幸せにする。」


絶対に。 


もう、失いたくない。



『えっ、あ、』


照れてる。
んと、可愛いい。


「じゃあ、またな。」


そう言って俺は電話を切った。


なー、優子。
俺は、いまこんなんだけどさ
将来、俺のところに来てくれないか?