どうしたんだろう。おばぁちゃん

茜『あっ!!【赤ずきん】だ!!』
龍『あっ!!【赤ずきん】だ!!』

茜『へっ?!』
龍『へっ?!』

茜『なんで?そんなに?好きなの?』

オオカミさんは少し黙り込むと

私の方へ走ってきた。
そして私の顔はオオカミさんの腕の中

龍『おかえりっ』

オオカミさんは目に涙をためている

茜『どうしたの?』

龍『赤ずきんと会ったときから
もしかしたらそうかもって、
ずっと思ってた。でも、本当にそうだなんて思いもしなかった。』

私の頭の上には?がいっぱいだ。

おばぁ『あらっ思い出したのかい?』

龍『ああ。俺はずっと覚えてた。
ずっと待ってた、』

茜『どういうこと?』