ソレイユでは、敗戦国の女王、もしくは王女と肉体関係を持ち、子供を産ませることで敗戦国の国民をまとめるという伝統があった。

「私は、悪魔の隊を率いていたの‼‼処刑対象のはずよ‼‼」

手を手錠で拘束されたまま、逃げようとした。
しかし、レナルドに部屋の奥のほうへと追い詰められた。

「ふっ、自ら誘っているのか?」
カテリーナが気づいた頃には、ベッドのそばにいた。
レナルドは、無言でカテリーナの手錠をはずし、カテリーナを抱えてベッドに乗せた。

そして、レナルドは、カテリーナの上に覆い被さった。
「嫌よ……やめて……」
「お前が俺に指図する権利はないはずだ。」
レナルドは唇に唇をあてた。