<誰だ!!!!!>

みんなすぐ反応して立っている。
さすが!
いい反射神経だ!!



<!!!!!
  そ・・・そ・・・・・・・・




  そうぢょーーーーーー!!!!!>



愛『うわ!!』

「やっと帰ってきたんすか?」
「おそいです!!」
「ずっと待ってたんすからー!!」
「一緒に喧嘩したかったですー。」


みんないっせいに泣き出した。
すごい団結力。

愛『男のくせに情けないなー。』

彰「仕方ないだろ?
  ずっと、ずっと
  待ってたんだよみんな。」

「総長!!
  もう日本に帰ってきたんすか?」



目をキラキラさせて聞いてきた。
煩かった倉庫がいっきに静かになる。
全員耳をすまして私の言葉を待っている。




愛『・・・・・。

  ごめんね?

  まだ無理なの。』

<・・・・・・・。>



愛『でもね。
  あっちでの仕事ももう片付くの!
  だから、あと一、二か月すれば
  帰ってこれる!!』

<!!!!



  よっしゃーーーーーーーーー!!>



「帰ってきたら
  俺と喧嘩してください!」
「俺も!!」
「あ、俺も俺も!!」