愛美から電話が来たのは朝の6時ごろ。

うれしくて準備せずにいたから
もう8時だった。

斗『あーあ。
  遅刻だな。』

佑「でも、兄ちゃんは生徒会と
  仲良いじゃん。
  許されるでしょ?
  それにモデルだし。」

斗『ん?
  モデルに興味あんのか?』

佑「なんでそうなるの・・・?

  ハー
  俺行くわ。」

斗『おー。
  行ってら。

  気を付けてねー!』

佑「子供じゃねーんだから・・・。」








本当。
いつのまにあんなに大人に
なったんだろうって思う。
去年の族が攻めてきたときだって、
俺以上におとなびてた。