ガチャ


庵「あれ?
  くつろいでればいいのに。」

愛「いいわ。」

庵「そう?
  はいこれ、お茶だけど。
  あとお菓子。」

愛「ありがとう。」

久しぶりに何かを食べる気がする。
お菓子を一口食べる。

愛「・・・おいしいわ。」

庵「そっか、よかった。」

庵はお茶を飲んだ。
庵は普通に飲んだし毒はないみたい。
私もお茶を飲んだ。

愛「・・・・・・・。」
庵「・・・・・・・。」

会話がない。
どうも落ち着かないよ・・・・・・


愛「ふぁー・・・」

やばい、眠くなってきた・・・・。
ここで寝るのは危険だよね・・・・。

あんだけ休んでたのに眠くなるとは
思わなかった・・・・。

どうしよう・・・・・・・・・。

庵「眠いの?」

愛「・・・いや、別に。」

庵「クス・・・
  何もしないよ。
  そこのベッドで寝なよ。」

愛「庵はどこで寝るの?」

庵「ソファー。」

この部屋で寝るんだ・・・。

愛「それじゃ悪いわ。
  私がソファーで寝る。」

庵「そっか、じゃあ
  一緒に寝るか!」

愛「は!?」

ちょ!
まじで言ってる!?

庵「冗談♪
  本気にしちゃった?
  なんなら本当に一緒に寝る?」

愛「お言葉に甘えてベッドをお借りします。」

庵「最初からそういえばいいのにぃ。」

はー
調子狂うな・・・。

私はベッドに入って考えた。
どうしよう。
庵も何もなかったような態度。
もっと怒ってると思った・・・・。
でも優しいし・・・
明日ちゃんと話せば仲直りできるかな・・・?



睡魔に負けて私はおもたい瞼を閉じた。








そして目覚めるとき・・・・・・

全て終わっていた・・・・・・・・・・・・







そんなことを知る由もない私は
のんきに眠りについた。


愛美side
end



庵「君は本当に無防備だな・・・・。
  だから変なむしがつくんだよ?
  少し長い眠りの中で幸せな夢を
  みててね。
  目が覚めたら君はもう

  俺だけの物だから・・・。(ニヤ)」