斗「で、どうしたんだ?」

俺は愛美を部屋に残しリビングにいた。

竜「ああ。
  実は、近江が動き出したんだ。」

斗「な!
  まだだったんじゃ!!」

竜「あいつは愛美なみに頭がいい。
  俺達が考える上をいくからな。
  まんまとだまされたよ。

  俺達には時間がない。」

斗「・・・・・
  何が起きてるんだ?」


  ガチャ!
  ドサ・・・・・


斗+竜「「!!」」

何の音だ!?
なにかが倒れる音・・・・


斗「佑真!?」

佑「・・・つー・・・・」

竜「もうか・・・。」

斗「もうってどういうことだよ!
  なんでこんなに・・・

  こんなに傷だらけんだよ!!!!」

佑「・・・・。」

竜「声が大きい。
  愛美に聞こえたらどうすんだ。」

斗「でも・・・・」

佑「大丈夫だよ、これぐらい。」

竜「言っただろ・・・・
  動き出した・・・って。」

斗「!!」