少しの間があった。 そして斗真が近づいてきて 静かに唇が重なった。 あんなに煩かった周りの音が聞こえない。 この時間が続けばいいのに。 続いてほしい・・・・・ のに・・・・・ なんで幸せって一瞬なの? 昔も、今も・・・。 私の心はだんだん暗くなる。 この気配は・・・・・・・・・・・。 私が良く知っているあの人。 全てが狂った原因。 怖い人。