<・・・・・。>



誰も口を開かない。
なんて言えばいいのかわからないから
だろう・・・・・。



愛『・・・・・・・。


  お母様・・・・
  本当にご』
桃「ごめんなさい!!!
  愛美。


  愛美が悪いわけじゃないのに・・・
  あなたを責めて
  苦しめて・・・
  


  殺そうとまでしてしまって・・・。



  ごめ・・・・。」


  ギュウ


私はそっと抱きしめる。
昔私がしてもらったように
優しく。



愛『ううん。
  私もごめんなさい。

  それでも、私を娘だと言ってくれて
  ありがとう!
  もう・・・・・
  この家に戻れないとおも・・・た。』


桃「うん・・・・  
  ごめんね・・・
  ごめんね、愛美。」



それをただ優しく見守るみんな。





桃「愛美、愛美の本音を聞かせて。」

愛『え?』

桃「昔、全然離せなかったでしょ?


  だから。」