おかしいとは思った。
けど


桃「きっと抵抗されないようによ!
  女であればなにもできないじゃない
  だから安心でしょ?」

圭「・・・・そうか?・・・」


早く愛美を助けたい一心で
深く考えずに指定された場所へとお金を
持って行った。
念のためにとその建物の周りに
数名の使用人も。




薄暗い廃墟へ足を踏み入れる。





桃「愛美!!!」

愛「お・・・か・・・・・。」

「やっと来たか!」

「へ~噂以上にいい女だなぁ~。」

「確かにな。」


意味深な会話をしている男たち。

桃「早く愛美を開放して!!」

「ああ。いいぜ。」

「あんたはこっちに来い。」

言われたとおり男たちに近づく。
そしてお金を渡す。

桃「これでいいわね。」

「ああ。」

桃「じゃあ帰って」
「いいのはあの餓鬼だけな。」

桃「え?」


そして男たちに押し倒される。

桃「何するのです!
  無礼な!!」

「あんたが悪いんだよ。
  男がたくさんいるここへ
  女一人で来るのが・・・。」

桃「な!!!」


騙された・・・・・。
いや、もっと考えればわかること・・・。