斗真の可愛さに冗談で言った
証拠を見せることになった。






<・・・・・。>












ア『題名は‘‘ひかり’’


  ・・・・・・・。




なにをもとめ ここにいるの
うしろふりかえれば
なにも ない このせかいは
ゆれるはなのかげで


ひとみとじたやみのなかで
なにがみえるのだろう
ただそばでほほえむ
それだけなのに
かげがきえていく




やみの さきに
この  さきに
わたしはあしたへのゆめをみる
せつなくひびく
だれかのこえに
ぼくらはあしたへのきぼうをしる
たよりないじぶんをせめて
わけもなくなみだながした
まぶしいひざしのなかに
だれかをみちびくひかり








・・・・・・・・・・・・・・






はなのかげのさきに
みえるはわたしによりそうひかり
かげからでると
つつむひかり
わたしを
みちびくひかり






なにをもとめ ここにいるの
うしろふりかえれば
なにも ない このせかいに
さきほこるはひかり





・・・・・・・。』