隆「あ・・・愛美?」




愛『ハー。
  隗里兄さん。
  話があるならさっさとすれば?』

隗「・・・・ああ。」


そしてまた母さんと向かい合う。

隗「なあ・・・・
  母さんはなんで愛美を預かることに
  賛成したんだ?」

蘭「・・・・。」

黙る母さん。
それを冷たく見ながら続ける隗里。

隗「愛美への態度が俺達と違うのは
  物心つく前からだった。
  初めから愛する気はなかったんだろ?
  だったらなんで・・・・。」

隼「俺もずっと思ってた。
  父さんは愛美を愛してた。
  俺も・・・・。
  でも、母さんは違った。
  今までの態度からするに・・・
  母さんは何かを・・・
  花園様に条件でも出したのかって。

  じゃないと愛美を預かる気には
  ならなかっただろ?」


隼人兄さんもキレてる。
いつも家族思いの二人が珍しい。
黙り続ける母さん
緊張がはしる・・・・・。



隗「なんで黙ってんだよ・・・
  



  何とか言えよ!!!!!」



蘭「(ビク!!)」