ゴキ!!!


愛美を助けた使用人が近江を
殴る。
愛美と、その人のパンチを受けたことで
近江は限界を迎え



  バタ・・・



愛『ハー。
  やっと終わった。』




たおれた。


「こいつはどうしますか?

  旦那様。」





愛『!!!!!!』


  バ!



後ろを振り向く。
いつ来たのかわからないが
後ろにはお父様がいた。



愛『あ・・・・・・・。』


  フイ・・・



目を合わせられない。
だって、その隣に今にも泣きそうな
お母様の姿があったのだから。