はぁーっ。私も、於兎を送って、早く仕事に行かなくちゃ。

「よしっ。於兎行こっか。パパ送ってくれない?」

「あいよ。於兎、行くぞ。」

「はぁーい!」

運転席にパパが座って、助手席に私。後ろに於兎が座る。

「明日の買い物楽しみだなぁ!」

「そうねぇ!」

「ん?なんか、あのトラック危ないなぁ。」

「そーね。なんだか、フラフラしてるし大丈夫かしら…」

うわっ!いきなりトラックが左右に激しく揺れ始めた。
あ、危ない!!
ギュッ
パっパーーーー!!!ガッシャーーーン!!!

「お、と?あ、気絶してるだけか……」

良かった…私、もう、ダメだ……
椿樹、ごめんね…