「行こっ!」

「うん。」

「あー!椿樹、七海!おはよっ!!」

「あ、維愛(イチカ)!おはよっ!」

「おはよう。あたし、ちょっとサボってくるね。」

キツすぎて、今はちょっと授業とか受けれる状態じゃない。

「えっ?珍し!行ってらっしゃい!!あ、これかしてあげる。」

渡されたのは膝掛け。

「えっ?いいよ!」

七海「10月は急に寒くなったりするから、借りといた方がいいと思うよ?」

「分かった。ありがとう!」

2人とはバイバイして、眠気が覚めるように、屋上へ向かった。

ガチャッキィーーー

あぁー。屋上は風通しがいいなぁ……ちょっとは楽になった……気がする…

維愛に借りた膝掛けを掛けて、日向になっている壁によっかかった。

寝よ……