よし。さっき回せなかった分の洋服、洗濯回そ。
ピッピ ピーッ

「なぁ。」

「んー?え?なんで上半身裸なの?」

「上すぐ来たら、ベタベタまとわりつくじゃん。嫌だけど、我慢して着てたんだよ。でもキモかったから、脱いだ。」

そう言うと類くんはベランダでタバコを吸い始めたから、あたしは乾燥をかけていた服を畳んでいた。

「俺さぁ、明日から仕事探すから。8時くらいに家出る。」

「うん。わかった!」

「ついでに、教習所にも通うから。これから、チビが増えるんだ。車がないと不便だからな。」

「うん!ありがとう!じゃぁ、もう寝よう?明日から、忙しいよっ。」

「だな。って言うか、俺、禁煙するわ。妊婦もガキンチョもいるしな。」

「フフッ そうしてくれると助かります(笑)」

その日は予定通り3人川の字になって寝た。