「腰パンダメです!!今直してください!」

「はぁー?」

「は?」

「は、はい…」

「ピアス外してください!」

「嫌よ!!」

「…ぶっちぎってやりましょうか…?」

「い、いえ!!結構です!!外します!!」

「げ。風紀委員長の林田だ。」

「あいつ、うぜぇんだよなぁ。」

「あいつさ、多分類也のこと好きだよなぁ。」

「あぁ。」

「一昨日告られてたよな!!」

えっ!?風紀委員長さん、美人だ……

「でもま、お前は椿樹一筋だろ?」

類也「愚問だな。」

…嬉しい。風紀委員長さんには悪いけど。不安も安心に変わる。
類くんは、小学校の時からずっとモテモテ。それは今でも変わらず、あたしがいながらも、告白する子は数知れず。

「あ、じゃぁ、七海。椿樹。俺達、裏から入るから、行っててね。類、流石にタバコは消そうよ。」

「あぁ。」

「りょーかい!」

「バイバイっ」