「さて、おーくんお風呂入ろっかぁ。」

「おふろー?」

「お風呂ー!」

「はいるー!」

「俺が入れる。」

「ありがとう。じゃ、頼んだよ。」

「ききとー?」

「おう。」

「じゃあ、あ、ちょっと待って………はい、これが於兎の。類くんのは乾燥かけてるんでしょ?」

「あぁ。」

類くん達が風呂入ってる間に華さんが持ってきてくれた1枚のお布団でどうやって寝るか考えないと…
んー…横にして川の字で寝るか。
真ん中に柔らかタオルも敷いて、ここに於兎が寝る。よし。出来た。

あとは、リビングに柔らかタオル2枚と着替えとベビーオイルを用意してと。

「椿樹ー!」

洗面所に行って、腰にタオルを巻いた類くんから於兎を受け取る。
…かっこいい。

「類くん、髪の毛乾かしてよ?」

於兎をリビングで柔らかタオルを使って拭くけど、おもちゃで遊びたがるから拭き終わらない。

「於兎、気持ちよかった?パパと久しぶりに入れてよかったねぇ〜!」

「うんっ!」

「…入っていいぜ。」

「於兎に服着せてからね。」

「俺やるよ。ゆっくり入ってこい。」

「…ありがとう。じゃ、お言葉に甘えて入っちゃうね!」