さて。洗い物でもしようかな。

ふんふーん。ふーん。

「類、椿樹ちゃん。結婚式どうするの?」

「俺は、したいっていうか、椿樹にウエディングドレスを着せてやりてぇ。」

「し、したいです…!」

「じゃ、私がすべて決めていいかしら?於兎くんいるし、お腹に赤ちゃんもいるから、ドレスを選ぶ時だけ一緒に行きましょう?」

「ありがとうございます…っ!」

「予定日はいつ?」

「あ、それ俺も思った。」

はぁー?!

「類くんは、一緒に聞いたでしょ?6月の下旬です。」

ふぅ。洗い物終わった!

「さて!11時になったし、愛喜、魁虎、帰るよ!」

「えぇー?!」

「明日も、学校あるでしょう?」

「………分かったよぉ。」

「また来てね?」

「うん…」

「ばいばい?」

「そーだよ。バイバイしてな。」

「バイバイ!」

「またねー!」

「じゃ、またね!」

「ばいばぁーい!」

「はい!こんなところですみません、お気をつけて。愛喜ちゃん、魁虎くん、バイバイ!」

「バイバイ!」

「じゃーね!」

バッタン