「お、お待たせしました。おさまったです。」

「フッ。良かったです。」

「先に、於兎の要る物買っていい?」

「俺もその気だった。」

於兎にねだられた、大きなレゴブロックと柔らかいボールを買った。
…もう3月の誕生日まで、クリスマス以外何も買わない。

「次は、服?」

「うん!」

「あ、家、先にお袋に行ってもらってるから。俺の荷物もついでに持ってきてもらうし。」

「そーなんだ。じゃぁ、御礼しないとね!」

「あぁ。それと、家具つっても、ベッドはさっき買ったから。」

「え、本当!?ありがとう!!じゃ、お洋服見に行こ!」

「…うん。」

「最初は於兎のね!」

んー、これも可愛いし、これも可愛い。
…………両方買っちゃおっと。
沢山あって、損は無いし秋冬の服ないし!

結局、於兎の洋服はパジャマとか合わせてズボン5本、長T5枚、パーカー2枚。全部可愛いしの!靴も新しいのを2足。もー、すごく楽しい!

「終わったよー!次は、類くんの!」

「俺はいいよ。要らん。」

「ダメ!スウェットしか持ってないじゃん!!行くよ!」

「えぇー。」

「はい。これ全部着てみて。於兎、ここにいて!」

上下5着くらい渡したとおもう。

「椿樹?1着目。腰パンしてもズボン短い。」

「あ、それなら、これはどうですか?」

「おっ。ちょーどいい。短さ。」

「はぁ?どんだけ足長いの…はい。2着目ー。」

「はいはい。………これでどう?」

「きき、かっくいー!」