ある日、いつも通り話をしていた時
女子が2人近付いてきた。
そしてチビに向かって
『古川さん、人殺しした事あるでしょ!?』と言った。
『んな訳ねぇだろ!』
女子に向かって幸弘が怒鳴った。
『だって私、古川さんと同じ中学だった子に聞いたもん!』
その時チビは目に涙を溜めて教室を出て行った。
『逃げるって事は本当って事だよね?』
『うん!』
女子が話している事を気にせず
俺は幸弘と一緒にチビを追いかけた。