高校1年の春

新しい制服に軽い鞄、私は少し緊張しながらも玄関の扉を開けた。




私の高校は普通科と理数科に別れている。私は無事、普通科に受かった。




のだが、理数科では留学などをする優等生も多く、地元では有名な高校だ。




だから、普通科も理数に力をいれている、私も置いていかれないように気を付けないと。




気を引きしてるために大きく深呼吸する




「まもなく電車が参ります。危ないですから~」




と、ここで電車のアナウンスが流れる。駅にいたことを忘れてた私は少し恥ずかしくなり、少し顔を赤くする。




と、ここでふと思う




普段聞きなれてる電車のアナウンスもなぜか新鮮に感じる。




切符を改札口にいれる音も、電車がついてブレーキをかける音も。なぜだろう、でも、面白い。