ゆうゆうと、歩いて小学校へと向かう私は、佐々木杏奈。 今は、集団登校の時間ではない。 私は、両親。の帰りが遅く、朝は早くでかけてしまう。 私の一番の癒やし。 ソレは、 いつも公園にいる猫。 その猫とじゃれあうと落ち着く。 平凡な朝だったのに、今日、今この瞬間から平凡ではなくなってしまう。