わたしの部屋には、美海ちゃんが私のベットの隣にいる。
美海「かわいい部屋だね。パステルカラーで統一されててかわいい。恋するオトメの部屋だね。」
私「な、なんで私、恋するオトメなんかじゃ
美海「もしかして。図星だった?」
私の顔は多分赤くなっているだろう。
美海「誰なの?誰なの?」
私「同じクラスの、真仲玲空(まなかれいあ)君。」
美海「ふーん。うち、占いもできるんだ。占ってあげよっか?」
私「えっ。ほんと。やってやって。」
美海「わかったから落ち着いて。静かにしててね。」
美海ちゃんはタロット占いを始める。
美海「おー。すごい結果出たよ。」
私「どんな?」
美海「玲空君。同じクラスに、好きな子がいるんだって。それが、杏奈ちゃん。」
私「えっ。うそ!」
美海「ただ、今行動しないといけないみたい。叶わないかもしれないってこと。」