私は朝登校していると

「あの人ってあの石垣隼弥に告られた人じゃない?!」

えっ……

なんで?

なんで広まってるの?

えっ?

莉央の耳に入ったらどうしよう。

嫌な予感がした。

ーガラガラガラ

私は教室に入った。

するとすごい剣幕で

莉央がやってきた。

何を言われるのか

予想がついた。

こわい。

こわい。

明日からハブられる…?

「幸!!!!あんた、隼弥くんと何にもないっていったよね?!?!なのにどういう事?!?!?」

「…ごめん」

「ごめんじゃねーし!!人の好きなひと奪って!」

「ちょっと!私の話も聞いて!」

「お前の話なんて聞きたくねぇよ!」

ーバンッ!!

重いっきりドアが閉まった。

……。

あー。

明日からぼっち決定だ。

ずっと偽りの自分を演じていたのに…。