「ちょっとまって!」

そう呼び止められた。

でも私は足をとめなかった。


あー

教室戻りたくないな。

どうせ2人に聞かれるよな。


ーガラガラガラ

教室に入った途端


2人が駆け寄ってきて

莉央は

「もしかして告白…?」

やっぱりか。

予想的中。

本当の事を言おうか迷った。

でも私は嘘をつく事にした。

そして私は

嘘を感じさせない笑顔で言った

「ううん!!違うよ!!!!!」

すると

「そっか…よかった!」

と莉央は微笑んだ。

きっとこれでよかったんだ。

自分自身を納得させる。

この嘘で後から後悔する事も知らずに…