「なんだよ〜」
そう言って私から遠ざかった。
と思ったのに、
「もしかして俺に惚れた?」
と言って薄く笑みを浮かべた。
その仕草にまたうるさくなる心臓。
「んなわけあるかっ‼︎」
私は気持ちを抑えるように大きな声を出した。
でもここでそうだよって言ったらどうなるんだろう。
まあ、困る事は目に見えてるけど…。
「ムキになんなって、冗談だろ?」
それが冗談に聞こえないんだっつーの!
私の心臓壊れそうだよ。
どうしてくれんのさ。
好きになっちゃダメ…そんなの分かってるのに。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…