「爆発物が送り付けられてきたと聞いて出動したんですが…」
そう言って巽と倉本に近付いてきたのは、爆発物処理班の瀬尾だった。
「時既に遅かったようですね…」
「……」
巽と倉本は、瀬尾の顔を見る。
倉本は、密かに瀬尾を監視していた。
無論、彼を最重要参考人として見張っていたのは言うまでもない。
が、特に怪しい行動は見られず、この事件現場にも通常の出動をしてきた。
爆弾の第一発見者になった訳でもなければ、事件を予期していたような素振りもない。
そういった行動をする者は、大抵真犯人の場合が多いのだが。
そう言って巽と倉本に近付いてきたのは、爆発物処理班の瀬尾だった。
「時既に遅かったようですね…」
「……」
巽と倉本は、瀬尾の顔を見る。
倉本は、密かに瀬尾を監視していた。
無論、彼を最重要参考人として見張っていたのは言うまでもない。
が、特に怪しい行動は見られず、この事件現場にも通常の出動をしてきた。
爆弾の第一発見者になった訳でもなければ、事件を予期していたような素振りもない。
そういった行動をする者は、大抵真犯人の場合が多いのだが。