巡視艇がオーハ島に到着し、倉本と巽、そして沖縄県警の警察官達が島に上陸する。

上陸してすぐに。

「おい、大丈夫か!」

巽は結束バンドで拘束された数人の男性達を発見する。

すぐに拘束を解こうとするが。

「待て巽」

倉本が止めた。

男性達にワイヤーで接続されている、爆発物。

「恐らく瀬尾の仕掛けたものだ…素人は迂闊に触らない方がいい。爆発物処理班を要請しよう」

倉本の指示で、警察官が爆発物処理班を要請する。

「刑事さん…環ちゃんを…」

精神的に追い詰められ、憔悴しきっていた男性の1人が言った。

「爆弾を持った男に、環ちゃんが追いかけられていたんです…早くしないと、彼女の身が…!」