風を巻いて繰り出される倉本の正拳突き!
「くっ!」
瀬尾はその剛拳を辛うじて捌きつつ、倉本の肘への逆極めを敢行するが。
「ちっ!」
倉本もまた素早い引きで、関節を極められるのを防いだ。
「全く」
瀬尾は倉本から距離をとる。
「油断も隙もない。流石は野獣だ。拳銃の使えない爆弾所持者が相手なら、素手での確保を狙うとは」
「貴様の逮捕術も流石だ。自分の正拳を捌くとは」
身構えたまま、倉本が言う。
決して爆弾に頼っているだけの犯罪者ではない。
瀬尾は相当腕も立った。
「くっ!」
瀬尾はその剛拳を辛うじて捌きつつ、倉本の肘への逆極めを敢行するが。
「ちっ!」
倉本もまた素早い引きで、関節を極められるのを防いだ。
「全く」
瀬尾は倉本から距離をとる。
「油断も隙もない。流石は野獣だ。拳銃の使えない爆弾所持者が相手なら、素手での確保を狙うとは」
「貴様の逮捕術も流石だ。自分の正拳を捌くとは」
身構えたまま、倉本が言う。
決して爆弾に頼っているだけの犯罪者ではない。
瀬尾は相当腕も立った。