「その起爆スイッチがこれだ」
瀬尾は手の中の起爆スイッチを巽に見せる。
「分かりますよね?撃たれたりしたら、誤って起爆スイッチを押してしまうかもしれない。この量のプラスチック爆薬なら、このフロアを吹き飛ばすくらい訳ない」
「……」
歯噛みしながらコルトローマンの銃口を下げる巽。
彼に倣って、他の捜査員達も拳銃を下げる。
「賢明です」
にこやかに、瀬尾は部屋を出ていこうとする。
しかしその背後から。
「!?」
倉本の正拳突きが、瀬尾に襲いかかる!
瀬尾は手の中の起爆スイッチを巽に見せる。
「分かりますよね?撃たれたりしたら、誤って起爆スイッチを押してしまうかもしれない。この量のプラスチック爆薬なら、このフロアを吹き飛ばすくらい訳ない」
「……」
歯噛みしながらコルトローマンの銃口を下げる巽。
彼に倣って、他の捜査員達も拳銃を下げる。
「賢明です」
にこやかに、瀬尾は部屋を出ていこうとする。
しかしその背後から。
「!?」
倉本の正拳突きが、瀬尾に襲いかかる!