「あははっ、何この子?おもしろーい。何もわかってないのー?」








必死に叫ぶ私を見て、悪魔の如く笑うのは茶髪美少年。






な、何コイツ。



綺麗な顔で笑うその顔はまさに天使の顔をした悪魔。







グイッ







「お前は人質なんだよ、それくらい悟れ」







先ほどの笑顔はどこえやら。




完璧に悪魔に成り代わった茶髪美少年もといい、茶髪の悪魔は私の顎を掴んでその冷たい瞳を私に向けた。