カタッ
「玖音先輩おはよーございます......ってそちらの美少女さんは誰ですか?」
お兄ちゃんの横に朝食を置き、お兄ちゃんに軽く挨拶をした後、私に気付き私を見つめるのはこれまた綺麗に顔が整った美少年。
「さすが大和。見る目あるじゃねぇか。この美少女は俺の妹だ。手ぇ出すなよ」
「妹さんですか...なるほど納得です」
お兄ちゃんは私を自慢げに美少年に紹介すると納得したように私を見つめて微笑む美少年。
サラサラの黒髪に整った顔。
落ち着いた態度でお兄ちゃんと話す姿はまさに大人。
敬語だし、お兄ちゃんの後輩かな?