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ここ清華魔法学園の寮は男子寮、女子寮とは名ばかりで真ん中にある食堂を通して普通に行き来できるようになっているらしい。
「へぇーだから私の部屋にも普通に来たんだ」
たくさんの生徒が食事をしている食堂で向かい合うように座り朝食を食べる私とお兄ちゃん。
「そーそー。決して侵入した訳じゃねぇーから」
私の目の前で大盛りのご飯を平らげるお兄ちゃんはおかしそうに爽やかな笑みを私に向ける。
ごめん、不法侵入かと思ってたわ。
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