「おめでとぉ〜!」


「末永くお幸せにな!!!」


『皆!ありがとう!!』


来てくれた『双覇』そして真白に駆け寄る。


「やっと結婚かぁ!
類くんには長ーい試練だったね!!」


「紘先輩との『約束』守ってたもんねぇ!」


「あれはキツかった。
でも、大丈夫。もう手加減しない。」


『な、なんの手加減…?』


「さぁ、なんだろうね…?」


目、目がヤバい!!


「それよりチビ達はどうした?」


「「ママぁ〜!!」」


『朱羽(あげは)、蒼月(せれな)!!』


まだヨタつく足で走って来る小さい子供。


「はい、ストップー。
ドレスが汚れるから駄目だぞ。」


「ママきれいぃー!」


「きれい!」


私の足元をクルクル回る
『朱』と『蒼』の瞳をした双子。

私と類の大切な宝物。