「分かりました、こちらへどうぞ。」


私の意志が伝わったのか通してくれた。


「こちらでお待ち下さい。」


一つの部屋に案内され、椅子に座る。


ドラマとかで見る部屋と同じで不思議。

目の前には透明な壁に小さい穴が空いてる。
声が届くようにだろう。


ガチャ…


先ず入って来たのは錦だった。


『久し振り。』


「テメェーーーー!!!!」


「落ち着けッ!!」


私と分かって飛び掛かろうとし、
後ろに控えてる警察官に取り押さえられた。

まぁ、壁があるから無理なんだけどね。