『はぁ!?
なんで、こんな謎の数字になんのよ!
逆に凄いわ!!尊敬するわぁ!!』
「ヒィー!ごめんなさいぃ!!」
『謝る暇があるなら解き直せ!!』
「はいぃ!!」
はい、会話で分かると思いますが。
私は皆さんの要望通りに厳しく教えています。
でも、怒るだけじゃないからね?
正解したら大いに褒め称えますから♪
仮にも御曹司なら
出来て当たり前だと思うんだけど…。
数字だけが苦手とか…?
そんなに偏るもんなのかな。
「朱音!解けた!!」
『…正解!!良く出来ました!!』
「10分遊んで来る!時間見といて!」
『行っといで〜(笑)』
私が出した問題を正解したら
Wiiで遊べるという特典を付けた。
愁斗はその方が頑張ると思ったからね。
実際、ちゃんと解けてるし。
『これなら一発合格出来るかもね!』
楽しそうに遊ぶ愁斗を見て、私も微笑んだ。