自分でも顔が引き攣ってるのが分かる。
「愁斗の部屋って目が疲れる。」
類の部屋は落ち着いたネイビー系だもんね。
目が疲れる以前に見たくもないよ…。
「俺は赤が好きなんだよ!
だから、この部屋気に入ってんだからな!!」
『…はいはい。
そんな事は良いから
サッサと数学の教科書を開きなさい。』
数学赤点とか。
赤が好きだからってそれは取っちゃ駄目でしょ。
とにかく一発で合格させなきゃ。
じゃないと折角の夏休みが潰れる!!
それだけは絶対に避けないと。
私のスイッチがONに切り替わった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…