真っ暗な闇の中。

「黒猫さん黒猫さん。私はこれからどうすればいいの?」

私は黒猫に問い掛けた。

すると

「それは君が決めるんだよ」

と、声が聞こえた。

「私なにも分からないの」

あれ?

「大丈夫。無知は恥じるべき事ではないよ。むしろ喜ぶべきだ。」

私…

「喜ぶべき?何も知らないことを?」

私は…

「何も知らないことは、いいことなんだよ」




ーーー誰と喋ってるの?