「おーい!ここだよー!」



コンビニに着くと
駐車場に停めてある車から
声をかけられた。
その車を見た瞬間、




「マジ、やべーだろあの車は・・・」



そいつが乗っていた車はセダンで
いわゆる町では有名なナンバー。



危ない香りがプンプンしてます。



ちょっと考えたけど
今さら断れない。
勇気を出して近づく。



「後ろ乗って〜」



「お願いしま〜す。」



運転席にはそいつで
助手席にはそいつの先輩。


なぜか2人してスーツ。


私の頭の中で
危険信号が鳴り響く。


でももう降りれない。
まあ、飲みに行くだけ。


それだけだよ。


と言い聞かせた。