早めに食べて、家に帰る。

と言っても胃が圧迫されて一人前を
食べられない私は、葵に結局食べて
もらった。

家から少し遠いからあらかじめ余裕を
持って帰らないとまだ二人のお迎えも
ある。

ゆっくり歩きながら帰る。

途中で二人も迎えに行って、
買い物をしながら帰る。

日「ママお菓子ほしい…。」

 『しょうがないな…。葵結と
  一緒に選んできていいよ。でも、
  お菓子は一個ずつまで。
  わかった?』

 「「うん!」」

二人で仲良く手をつないで、
お菓子売り場に行った。

私と葵は、野菜やお肉を見て、
暫くの献立を考えていた。

葵「俺が休みの日は、俺が
  ご飯作るから咲はゆっくり
  していていいから…。」

 『もう、大丈夫だよ。』

葵「本当はもう長時間経ってるのも
  辛いだろ?」

 『そうだけど…。』

葵「俺に甘えとけって。」

 『じゃあそうしようかな。』

葵「任せとけ!」

こんなにいい旦那さんがいて、
私は幸せ者だと思う。