「ねぇ、空太」

「ん?」


エッチじゃなくたっていい。

私はもっと…

もっと…


「空、もっと空太に触れてほしい。…魅力がないのはわかってるけど、空は空太に触れたいと思ってるよ」


思わずそらしたくなる目を、頑張って空太の目に合わせ続ける。


「空太とキスするとドキドキするし、それ以上に嬉しい。もっと、って思うことだってある。だから…」