始業式も終わり、学校が終わった。









家に帰ると、弟の空 ( ソラ ) が帰ってきていた。
空はまだ小学3年生で天使って言っていいくらい可愛い。男の子でもまだ小さくて可愛い。









「空ー、ただいま!」









ソファーに座ってテレビを見ている空のとこへ行きながら声をかけた。









「るーちゃん、おかえりー!」









空は抱きついてきた。ここがまた可愛い。









「空ね?新しいクラスになってね?だいすきなもえちゃんと一緒になったんだよ!」








空は嬉しそうに話してきた。ん?もえちゃん?だれだ?小学3年生の弟に先越された…









「もえちゃんって子が好きなの?ちょっと、悲しいな?私の、空なのに!」









「るーちゃんはねー、もえちゃんの次に好きだから、大丈夫だよ?」







あぁ…、空。お姉ちゃんよりもえちゃんか。









「わかった、応援するよ!男なら頑張れ!」









「うん、そら頑張る!」









なんの、約束だろうか(笑)
そう思いながら私は部屋に着替えに行った。